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活動報告2023/10/26
バナキュラー研究会~古民家について~
鍾馗さん

京都の上京区には鍾馗(しょうき)さんがたくさんいる。 玄関上部の屋根や庇に鎮座する可愛げな瓦人形。 町屋でたまに見かける。 江戸後期から近畿圏で魔除けとして用いられた風習らしく、 今でも京都の町屋ではたまにみかけるが、 上京区には木造瓦屋根の町屋が多く残り、 そのうちかなり高い頻度で鍾馗さんを見かける。


1~2時間ほど西陣界隈を散策すると、10~20体くらいの鍾馗さんに出会える。 それぞれ違った表情や姿勢をしている。 びっくり顔の鍾馗さん 何かを見つけた鍾馗さん
室外機のわきに身を隠してこちらを見下ろす鍾馗さん 怒っている鍾馗さん 鍾馗さんがあちこちにいることで、 この界隈が歴史を感じさせるだけでなく、 どこかファンタジックな雰囲気を醸し出している。


posted by 宮武淳夫/archialpha(建築+α設計)
https://www.instagram.com/vernaculer_mc2020/
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